コラム

思考力ってどんなことをするの?
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今回は、論理で学んだ力をアウトプットする「思考力」の内容についてご紹介します。Sクラスで最初に学ぶ「思考力」では一体どんなことをするのでしょうか。授業の様子を覗いてみましょう!

思考力とは?

今日は出口式みらい学習教室のSクラス論理国語の思考力の内容についてご紹介いたします。

出口式みらい学習教室のSクラス論理国語は、論理・思考力・言語の3分野で構成されています。

論理は論理的思考力をインプットする分野。
思考力は、論理で学んだ論理的思考力をアウトプットする分野。
言語は、語彙力を養うための分野です。

思考力は、論理で学んだ力をアウトプットする内容のため、作文や発表など、論理的に書く・話す力を養うことができます。
S4クラスになるとディベートやロジカルシンキングなどの内容も含まれ、大人でも身につけたくなるような社会で役に立つ力が習得できます。

今日はその中でもS1クラスで最初に学ぶ思考力の内容をご紹介します。

S1クラス最初に学ぶ内容は・・・?

S1クラスで最初に学ぶ内容は「ごあいさつ」です。
なぜ「ごあいさつ」から始めるのかというと、「ごあいさつ」をしっかりできるようになってほしいという思いと、なぜ「ごあいさつ」が大切なのかを理解するためです。

「絵に合う言葉を書きましょう」とあり、絵の吹き出しの中に
「いただきます、ごちそうさま、おはようございます、こんばんは、いってきます、いってらっしゃい、ありがとう」などの挨拶フレーズを書いていくだけです。
問題を解くと、子どもたちは普段から使っている言葉なのですらすら書くことができ、自信のある様子で「できたー!」と言ってくれます。
普通ならばここで、「よくできました」と終わるかと思いますが、ここで終わらせないのが出口式みらい学習教室の特徴です。

「ごあいさつ」をさらに考えてみる!

たとえば、「いただきます、ごちそうさま」と書くプリントでは、
「そもそも、どうして『いただきます、ごちそうさま』って言うのかな?」と尋ねます。
すると「食べるときの合図、食べ終わったときの合図」と答えてくれる子もいれば、
「ありがとうの気持ちを伝えるため」と答えてくれる子もいます。

講師はさらに問いかけます。
「誰に対して、何に対してありがとうと伝えているのかな?」と。
すると多くの子が「お父さん、お母さん」と答えてくれます。
正解です!
ですが、それだけではありませんよね。
豚や牛、魚、野菜などのいきものに対してありがとう。
野菜を一生懸命作ってくれた人に対してありがとう。
野菜を運んでくれる人もいれば、野菜を売ってくれている人もいます。
美味しく食べられるように食器を作ってくれた人もいます。
たくさんの人や生き物のおかげで、食べる事ができていることを、質問を通して子ども達にイメージしてもらいます。
そうです。挨拶は感謝の気持ちを伝え合う大切なことばなのです。

出口式みらい学習教室の想い

感謝の気持ちを持ち、ことばの意味を正しく理解した上で挨拶ができる子どもになってほしいといった、塾長 出口汪の想いからこのプリントは作られました。

一枚のプリントからでも、子どもの考えを尊重し、子どもの考えを引き出す声がけをすることで、たくさんのことが学べます。
出口式みらい学習教室ではそのような授業を大切にしていますよ。

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