コラム

「すきですか、きらいですか?」
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今回は、授業で取り組んでいる「論理的な伝え方」についてご紹介します。論理的な伝え方ってどういうこと?具体的に授業ではどんなことに取り組んでいるの?そんな思考力の授業の一部を覗いてみましょう!

「感覚的な伝え方」と「論理的な伝え方」

「あなたは高い所が好きですか?」

このような質問をされたら、あなたはなんと答えますか?
「高い所か~。まあ、嫌いじゃないけど、そこまで好きでもないかなあ~。特に理由なんてないけどね。」
「論理」を学ぶ前の私は、かつて上記のような回答をしていました。
ただ、初めて会う人に対して上記のような答え方をしたら、相手はどう思うでしょうか?
きっと、「この人は何を言っているの?」と心の中で思ってしまうことでしょう。

相手がそのように思ってしまう理由は、答え方が感覚的だからです。感覚的な答え方は、相手のことを意識しない一方的な伝え方とも言えます。
その結果、相手とコミュニケーションを上手く取れず、親密な関係性を築くことが出来なくなってしまいます。
極論、感覚的な伝え方しかできないと、一生単調な人生を歩むことになってしまうでしょう。

論理の力で人生を切り開こう!

出口式みらい学習教室では、脳がまだ完成されていない段階で、論理的な伝え方を学びます。
授業では、まず自分の意見を言って、次にその理由を言う伝え方に繰り返し取り組みます。

例えば、
「あなたは高い所が好きですか?」と質問されたら、
「はい、わたしは高い所が好きです。なぜなら、きれいな景色を見渡せるからです。」
「いいえ、わたしは高い所が好きではありません。なぜなら、遠い地面を見るのが怖いからです。」
と、答えるように学びます。

小学生の頃から論理的な伝え方を学んでいけば、
将来自分の力で人生を切り開くことのできるカッコイイ大人になれることでしょう。

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