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意外と知らない言葉の種類
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今回のコラムは、言葉の種類です。
日本人でも意外と知らない言葉の種類をお伝えいたします!
正確に文章を読み、書くためには、言葉の種類の理解が必須です。
ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです!

言葉の種類

 今回もコラムを読んでいただきありがとうございます。
 今回は、言葉の種類についてです。言葉の種類のことを国文法では、品詞と言います。
 さて日本語の言葉には、いくつ品詞があると思いますか?
 正解は、10種類あります。我々が普段から目にしている日本語の文章は、10種類の言葉によって成り立っています。その内訳は、名詞、動詞、形容詞、形容動詞、連体詞、副詞、接続詞、感動詞、助動詞と助詞です。一般的に国文法は、中学校の国語の授業で学習します。このコラムを書いている私も中学生の時にこれらの品詞を学習しましたが、何のために勉強しているのか分からず、大人になった頃には、すっかり忘れてしまいました。

何のために品詞を学ぶの?

 では、何のために品詞を勉強する必要があるのでしょうか。
 それは、品詞の学習が、日本語の規則を習得することに繋がるからです。皆さんが新聞や本、教科書で目にする文章は、日本語の規則に従って書かれています。品詞を理解することで、論理的に一文を読解することが出来、その結果、一文の集まりである文章を論理的に読解することが出来るようになります。

自立語と付属語とは?

 10種類の品詞を学習する際、まずは自立語と付属語に分けてみましょう。
 自立語はそれだけで意味が分かる言葉であるのに対し、付属語はそれだけでは意味が分からず、自立語に付属することで意味を成す言葉です。自立語は、名詞、動詞、形容詞、形容動詞、連体詞、副詞、接続詞、感動詞の8種類です。それに対して、付属語は、助動詞と助詞の2種類です。このように、2つのグループに分けたら、それぞれの品詞の意味を調べてみましょう。

一文を分けてみよう!

 言葉を自立語と付属語に分けた理由は、一文を文節に分けるためです。一文を正確に文節で分けることが出来れば、一文を論理的に理解出来るようになります。文節とは、一文を分けたときに不自然にならない、最小限の言葉の単位です。文節は、自立語のみ、もしくは、自立語と付属語で成り立ちます。
 例えば、「ノンタは多くのアンパンを短時間で食べた。」という一文を文節で分けると、「ノンタは/多くの/アンパンを/短時間で/食べた。」となります。ちなみに、自立語は、「ノンタ・多く・アンパン・短時間・食べ」で、付属語は、「は・の・を・で・た」です。文節を意識し読める力がつくと、一文の要点となる文節と、飾りとなる文節を見分けることができるようになります。すると、「ノンタは・アンパンを・食べた」が要点の文節となり、その他の文節は飾りの文節と理解し読める力に繋がります。

国文法の大切さ

 このように、品詞の学習は、論理的に文章を読むために必須です。
 国文法の大切さを理解しないと、論理的に文章を読めず、書かれていることを読み取れなかったり、自分の意見をうまく伝えきれなかったりする可能性が高まります。論理的に文章を読み、書く力を磨きたい方は、ぜひ当塾で、楽しく国文法を学習してみてはいかがでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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