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なぜ日本車は右ハンドルが多いのか?
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今回のコラムは、当塾で学習する「論理」を身近な事にどう活かすことが出来るのかについてです。
日々の生活の当たり前にも、すべて理由があり、それを論理的に考えることで導き出すことができます。
このコラムを読んでいただくことで、日々の生活で見落としがちな事について、論理的に考えていきましょう!

なぜ日本車は右ハンドル?

 今回もコラムを読んでいただきありがとうございます。
 今回のコラムでは、皆さんが見落としがちな身近な事について、「論理」を駆使し、一緒に考えていきたいと思います。このコラムを通じて、当塾で学習する「論理」を、どう日常生活に応用出来るのか、分かっていただければ幸いです。
 さて、皆さんが乗られている車は右ハンドルでしょうか。それとも左ハンドルでしょうか。
 きっと、多くの方が右ハンドルだとお答えになるでしょう。日本車は基本右ハンドルですし、外国から日本へ輸出される輸入車も基本右ハンドルとなっています。
 さて、どうして日本では右ハンドル車が多いのでしょうか。「論理」を駆使し、考えていきます。

「イコール関係」で考察!

 まず、「イコール関係」を使います。
 日本と同じように、右ハンドル車が多い国は、イギリスやオーストラリア、ニュージーランド、インドネシアなどです。
 何か共通点は見つかりましたか?実は、右ハンドル車が多い国は、左側通行を採用している島国が多いです。
 左側通行では、道路中央側の右側にハンドルがあった方が、交差点での右折時やすれ違い時に、事故が起こりにくいからです。実際、日頃から運転されている方は、右ハンドルの安全性が分かるでしょう。

「対立関係」で捉える!

 次に、「対立関係」です。
 日本とは違い左ハンドル車が多い国は、アメリカや中国、韓国、ヨーロッパ諸国、南米大陸、アフリカ諸国などです。
 これらの国々の特徴としては、大陸国で、右側通行を取り入れている点です。右側通行では、左にハンドルがあった方が車同士によるすれ違い時の事故が起こりにくくなるので、大陸国では左ハンドル車が普及しているのでしょう。

「因果関係」で深掘り!

 最後に「因果関係」を用います。
 上記2つの論理的関係を基に、なぜ日本やイギリスのような島国では左側通行を導入しているのか。
 それに対して、なぜアメリカや中国、ヨーロッパ諸国のような大陸国では右側通行を取り入れているのか。
 気になりますね。その答えは、次回のコラムで明らかにしたいと思います!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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