コラム

具体と抽象を意識しよう!
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今回は、論理的思考をするのに欠かせない「具体と抽象」についてです。
出口式みらい学習教室に通う子どもたちは、遊びながら楽しく学んで論理力を養っていますよ!

具体と抽象

論理的思考をするのに欠かせないのが、「具体と抽象」を意識することです。
具体と抽象をどのように子ども達自身が発見していくかがとても大切な工程になります。
出口式みらい学習教室では、カード遊びやプリントを通して具体と抽象の概念を身に付けていきます。

出口式みらい学習教室では・・・

例えば、このように問いかけます。
「具体というのは、〔なかまのことば〕だよ。たとえば、トマトやキュウリ、レタス、玉ねぎはどうやってできるのかな?…そうだね!畑でできるよね。これらをまとめるなかまのことば、知っているかな?…そうだね、やさいだね!」

「チョコレートはどうかな?どこで作っているかな?…そうだね、工場で作られるよね!」

「では、パトカーやトラック、バスや消防車は何のなかまかな?どうしてなかまになるんだろう?」

「トンボと飛行機、どちらも飛ぶもののなかまだけど、なにが違うのかな?」

このように問いかけて考えさせることで、具体と抽象について理解が深まっていきます。

幼児だとその名称自体を聞き慣れていないまとめのことばがあります。例えば、〈文房具〉〈食器〉〈家具〉です。また、〈料理〉に分類される〈中華・洋食・和食〉も、幼児にとってはあまり馴染みがないこともあります。しかし、だんだんとまとめのことばを覚えてくると、それを使って日常会話をするように変わってきます。「今日はスリランカ料理〈抽象〉の〇〇〈具体〉を食べたんだ!先生は食べたことある?」と、聞いたこともないような名前の料理を生徒から教わることもあります。

出口式みらい学習教室に通う子ども達は、カード遊びを二回、三回と繰り返すうちにあっという間に覚えて、それらを使いこなせるようになります。

ささいなことでも具体と抽象の概念を身に付けることができます!

ご家庭で具体・抽象カードやプリントを使って楽しく遊んでいただいた後は、ぜひ実際に食卓でスプーンやフォークやお箸を並べるお手伝いをしてもらいつつ、「これって何のなかまだったかしら?」と声掛けをして、お子様の反応を見てください。八百屋さんやスーパーに一緒に行って、かごに必要な野菜を入れてもらいつつ、同じように声掛けをしてあげることで、目で見て触って経験を積むことが出来、それによって得る知識はより確かなものになっていきますよ。

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