コロナ禍を経て、増えた家族との時間。そんな中、改めてアナログのゲームなどの売上が伸び、家族間で遊ぶことも増えているそうです。「子どもvs大人」の対決、ゲームだけでなく大人も気づかされる子どものすごいところとは?
コロナ禍で見直されるアナログゲーム
こんにちは。長引くコロナ禍で、私たちの生活も色々と変化してきましたね。
家族で、家で過ごす時間が増え、売上が伸びている物の一つにアナログのゲームがあるそうです。アナログゲームとは、トランプやUNOなどのカードゲームや、将棋や人生ゲームなどのボードゲームです。
実は、当塾では『ろんり』の学習に、このアナログゲームをたびたび活用しています。例えば、ババ抜きや神経衰弱、カルタなどたくさんのゲームをしています。
『ろんり』の塾でトランプ?
いえいえ、当塾では、具体・抽象カード、反対語カード、主語・述語カード、ひらがなカード、漢字カードを使ってゲームをするのです。このゲームを通して、子どもたちは、自然と楽しく『ろんり』を学んでいきます。
色々なゲームをするなかで、最も白熱するのが『子どもVS大人』の対決です。例えば、神経衰弱。
絶対に負けたくない子どもたち。子どもに負けるわけにはいかない大人たち。
結果は?
子どもたちの記憶力、スピードに、大人たちはただただ舌を巻くばかりです。
大人じゃ敵わない、観察力と柔軟な発想力
そしてもうひとつ、子どもたちには敵わないなと思うもの。
それは、子どもたちの観察力と柔軟な発想力です。
さて、突然ですが問題です。ニワトリ、カラス、スズメ、ハト、フクロウ、タカ。これら何のなかまでしょうか?
皆、声をそろえて『鳥のなかま』と答えてくれます。
そんなの当たり前でしょうか?
では、どうしてこの6つは鳥のなかまと思ったのでしょう?
「なかまになるものには必ず同じところがあるよ。見つけてごらん。」
そんな問いかけに、子どもたちは大人では思いつかないような発見をして、教えてくれます。
それぞれの鳥の写真や漢字カードを、穴があくほど見つめ、
「口の部分が似ている!」
「脚が2本、羽もあるよ!」
「空を飛ぶね!」
「あれ、ニワトリは飛ばない?」
「こことここの色が似ている!」
「目はどうだろう?」
「漢字のこことここが一緒!」
発見と思考が止まりません。
大人たちは、早く答えにたどりつこうとしてしまいますが、子どもたちはたくさんの思考の寄り道をしながら、大人たちが見過ごしている多くのものを発見し、たびたび私たち大人をうならせます。
子どもも学んで、大人も学んで…。そんな『出口式みらい学習教室』で一緒に成長してみませんか?