今回のコラムは、中学生が在籍するクラスで扱った説明文についてです。
その説明文のタイトルは、「弱虫でいいんだよ」。筆者は、「弱さ」の重要性を述べています。
「弱さ」と「強さ」の捉え方。今回も「正解の無い問い」を一緒に考えて参りましょう！ぜひご一読下さい。
今回もコラムを読んでいただきありがとうございます。
今回のコラムは、主に中学生が在籍しているクラスで扱った説明文についてです。
その説明文のタイトルは、「弱虫でいいんだよ」。筆者は、「弱さ」の重要性を述べています。
誰もが「弱さ」を持っており、他者とつながることが出来るのは、その「弱さ」のおかげだと主張しています。
そのように考えれば、一見マイナスに思える「弱さ」が輝き始めると結論付けています。
さてこのコラムを読んでいるあなたは、この筆者の主張に対してどのように考えますでしょうか。
「弱さ」と「強さ」を対立関係に捉える人にとっては、「弱さ」なんて輝かないと考えるでしょう。
なぜなら、「弱さ」よりも「強さ」の方が輝くと思っているからです。
例えば、勉強よりもスポーツが得意な人は、運動神経という「強さ」を活かすことで、スポーツ選手として活躍されるでしょう。
一方、勉強が得意な人は、頭脳という「強さ」を駆使し、研究者として実績を出すことでしょう。
きっと、多くの方が「強さ」が輝くと考えるかもしれません。
しかし、その常識を筆者は疑いました。筆者は、「弱さ」と「強さ」を対立関係ではなく、イコール関係として捉えたのです。
つまり、「弱さ」が「強さ」になると考えたわけです。
「弱さ」が「強さ」になるとはどういうことなのでしょうか。
私なりに解釈すると、自分の「弱さ」を素直に認め、「強さ」を持つ他者の支えに感謝することで、人とのつながりが出来ることだと思います。多くの人たちとつながることで、自分一人の力では実現できないことを成し遂げることが出来ます。
すなわち、個の「弱さ」が集団という「強さ」になるということです。
以上が私の考えでございます。
あなたは、「弱さ」と「強さ」について、対立関係で捉えますでしょうか。
それとも、イコール関係として認識しますでしょうか。
このような正解の無い問いに対して、【出口式みらい学習教室・出口式論理アカデミー】では、論理的に考えて参ります。
当塾では、従来の与えられた選択肢から正しいものを選ぶ学びではなく、自分なりに論理的に考え、多くの人が納得できるような適切な答えをアウトプットする学びを提供しています。
ご興味ありましたら、ぜひ説明会にいらしてくださいませ。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました！
