コラム

ハトから学ぶ「論理」
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みなさんは、きっと公園で一度はハトを見たことがあると思います。私は、通勤中に必ず、ある大きな公園の中を通ります。そこでは、20匹ほどのハトが、地面にある落ち葉のかけらや、だれかが与えたスナック菓子、落ちている種子をちびちびと食べています。
今日はそんな「ハト」から、人生を豊かにする「論理」を学びましょう!

ハトたちの日常

このコラムを読んでいただきありがとうございます!

今回のコラムは、ハトから学ぶ「論理」についてです。平和の象徴であるハトからどうやって「論理」を学べることができるのか。興味がある方は、ぜひ最後までこのコラムを読んでいただけると幸いです!

みなさんは、きっと公園で一度はハトを見たことがあると思います。私は、通勤中に必ず、ある大きな公園の中を通ります。そこでは、20匹ほどのハトが、地面にある落ち葉のかけらや、だれかが与えたスナック菓子、落ちている種子をちびちびと食べています。あまりにも食べることに夢中になってしまい、鳥なのに飛ぶことを忘れてしまっているハトが何匹かいるように感じます。

帰納的な頭の使い方

そんなハトたちを公園でほぼ毎日観察していた時に、あることに気が付きました。それは、どのハトも顔を前後に動かしながら前進しているのです!

公園にいる約20匹のハトを観察し、どこか共通点はないかなと考えていたら、ふとそのことに気が付いたのです。この頭の使い方を論理では、”帰納”と言います。数ある物事の中から、共通するものはないかな、と考える頭の使い方です。この思考方法のおかげで、みなさんが学校の教科書で見るような“〇〇法則”が生まれたのです!

演繹的な頭の使い方

一方、帰納的思考法で作り上げた仮説を、ほかの物事にも適用できるのか思索することを“演繹”といいます。

例えば、ハトの観察から得た「すべてのハトは顔を前後に動かしながら前進する」という仮説を、全国の公園にいるハトに適用できるのか検証してみることが、演繹的な頭の使い方になるわけです。この思考方法は、みなさんが算数の問題を解く際に使っています。

例えば、三角形の面積を求める時に、『底辺×高さ÷2』という公式を使用していますよね。算数や数学、理科の問題を解くには、公式を利用しないと、短時間で多くの問題に対処することが出来ません。このように、公式を活用して、あらゆる問題に解答する思考法が、演繹的思考法になるわけです。

「論理」の土台

以上、ハトから学ぶ「論理」についてでした!“帰納”と“演繹”は、「論理」を支える土台のようなものです。

この帰納的思考法と演繹的思考法を、【出口式みらい学習教室・出口式論理アカデミー】では、幼児期のお子様から楽しく学んでいきます。大人とほぼ同じ完成された脳になる中学生までに、ぜひ当塾で「論理」を楽しく習得してみてはいかがでしょうか。ここまで読んでいただきありがとうございました!

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