コラム

具体・抽象カードを使って遊んでみよう!
カード

今回は、具体抽象カードを使用した遊び方のひとつをご紹介しています。
遊びを通して「論理」を学ぶことができますよ!

「具体・抽象」とは?

皆さま、こんにちは。
今回は、出口式みらい学習教室のオリジナル教具「具体・抽象カード」の遊び方についてです。カードを使った様々な遊び方がありますが、今回はそのうちの一つをご紹介します。

「具体・抽象カード」の遊び方をご紹介する前に、まず「具体・抽象」について簡単に説明します。
「具体と抽象」は、「まとめる言葉となかまの言葉」と言い換えることが出来ます。たとえば、くだものを例にすると、くだものは、「まとめる言葉」。それに対して、バナナ、マンゴー、みかん、いちごは、「なかまの言葉」になります。このように、「具体と抽象」は、お互いに結びついている関係になります。

『ババ抜き』の遊び方

では、いよいよ「具体・抽象カード」を使ったババ抜きの遊び方をご紹介します。

遊び方
①まず具体と抽象の関係になるカードを選びます。たとえば、具体のカードである「バナナ」、「マンゴー」、「みかん」、「いちご」と、抽象のカードである「くだもの」を選びます。人数に応じて「具体・抽象」の組を増やしたり減らしたりして下さい。
②選んだカードの中から、「抽象カード」を抜き取って下さい。つまり、「具体カード」だけを使います。
③「具体カード」の中から、一枚適当に抜き取ってください。そのカードがババとなります。
④残りのカードをシャッフルして、均等に配って下さい。
⑤手持ちのカードの中から、同じ「なかまの言葉」のペアが見つかったら、そのペアを出します。
⑥残った手札で皆さんご承知のババ抜きをします。「なかまの言葉」のペアがそろったら、そのペアのカードを出すことができます。
⑦最後までカードが残ってしまった人の負けです。最後に残ったカードが、③で抜き取ったカードと「なかまの言葉」のペアになるはずです。

「論理」を学ぶチャンス!

みなさん、いかがでしたか。ぜひ、お子さんと一緒に「具体・抽象カード」を使って、ババ抜きをしてみてはいかがでしょうか。遊びを通じて、「論理」を学ぶ絶好の機会ですよ!

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