コラム

ロジカルライティング
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今回は、授業で取り組んでいる「ロジカルライティング」についてご紹介します。
「ロジカルライティング」とは?
授業ではどのように取り組んでいるの?
出口式みらい学習教室での授業の様子が少し覗き見できるかもしれませんよ。

「論理」を学ぶと・・・

皆さんこんにちは。
今回は、授業で取り組んでいる「ロジカルライティング」についてご紹介します。

出口式みらい学習教室では日々「論理」を学んでいるわけですが「論理」を学ぶと、

・論理的に「考える」ことができる
・論理的に「読む」ことができる
・論理的に「聞く」ことができる
・論理的に「話す」ことができる
・論理的に「書く」ことができる

上記のことができるようになります。
自分の言ったことや書いたことはなかなか人に納得してもらえません。納得してもらうためには、筋道を立てて分かりやすく伝える必要があります。
しかし子どもは作文をするにしても、思いついたままに作文をするのでなかなか上手く書けません。
そこで出口式では、まず図にまとめる練習をします。図にまとめることで頭の中を俯瞰的に整理することができるのです。

作文をするために…図にまとめる!?

図にまとめる工程は、新しい事をするのではなく、今まで積み重ね学んできた「論理」を用います。今まで学んできたことを応用するので難しくはありません。

例えば「導入」と「主張」は因果関係が成り立つように書き
「具体例」と「理由」は意味的にイコールの関係を成立させるという具合です。

図にまとめた後は、それらを文章にしていきます。
しっかり頭の中を整理できた後なので文章に表すことはもう簡単です。
まとめた図をもとに文章に書き起こしていきます。
書きあがった文章は、しっかりと論理で整理された分かりやすい文章になっています。

「ロジカルライティング」

子どもたちも自分の書いた文を誇らしげにしています。
発表したい!と自ら手を挙げてくれる子もいます。
論理の基礎を学んでいれば、論理的な文章を子どもでも書くことができるのです。

出口式の目標のひとつとして、まさにこちらの「ロジカルライティング」があります。
将来的には小論文を書くことに役に立ち、私生活でも、物事を整理し、自分の考えを分かりやすく人に伝えることができるようになります。
授業中の何気ない会話の中でも、とても分かりやすく説明してくれる子どもたちにいつも驚かされます。
今後も子どもたちの成長がとても楽しみです。

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