コラム

出口式「Sクラスの思考力」とは?
コラム

今回は、出口式みらい学習教室でのSクラスの思考力についてご紹介します。
授業の一コマをのぞき見出来ますよ!
ぜひご一読してください!

3分野で構成される論理国語

出口式みらい学習教室のSクラス論理国語教材は、
論理・思考力・言語の3分野で構成されています。

論理の分野は、日本語の規則をインプットする内容。
思考力の分野は、論理で学んだ日本語の規則を作文や発表でアウトプットする内容。
言語の分野は、語彙力・読解力を養うための漢字教育をします。

Sクラスの思考力の内容

思考力は、子どもたちの意見や考えを聞き、答えてもらうことが多く、
詳しくご紹介していきます。

S1クラスでは、主に自分の意見や考えを言語化する最初のステップとして、日常生活でよく会話するような質問をし、作文します。
例えば、「あなたはピーマンがすきですか?」「あなたはてつぼうがすきですか?」と、一つのテーマを元に、自分の考えを書き発表してもらいます。

S1クラスの生徒の成長

S1クラスの生徒にすると自分の考えを言語化したことがない子も多いため、4月頃の段階では「え、わからない。なんとなく。考えたこともない。」と答える子も多いです。そこから講師と生徒と一緒に「なぜすきなのか」、「なぜきらいなのか」を考えるトレーニングをしていきます。そうすることでやっと出てくるのが「楽しいから、おいしいから、まずいから」などの一語での解答です。最初の段階はその意見が出てきただけで花丸です。しっかり質問と向き合い、答えを出したことを成長とします。
一つの物事に対する質問に答えられるようになったら、次のステップは、理由を二つ考えてみることです。さらには、「AとBどちらをえらぶか?」「自分とは反対の意見も書いてみよう」などの質問へとレベルアップします。こうしたトレーニングの積み重ねにより、子どもたちが自分の考えや意見を言語化することに喜びを覚え、「おいしいから」など一語だけで答えていた子どもたちも、どんな風においしいから、どういうところが好きだからと詳しく説明できるようになります。やがて、子ども達は書くことが好きになり、一行では収まらず、二行・三行と思いを綴ってくれるようになります。

つづきは…

みなさん、ここまで読んで頂きありがとうございます。
つづきは、次回!お楽しみに!

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